事例紹介Case study

株式会社JFR
代表取締役社長宮崎 博さん

宮崎 博さん

「JFR」の事業を教えてください。

日本企業や台湾企業が開発した医薬品や機能性素材、食品や飼料用原料、さらに環境関連技術などを当社が代理店として海外企業に販売しています。また、自社のラボで開発した技術をライセンス化し、国内外のメーカーとの共同研究で製品化するといった事業を行っています。

創業のいきさつを教えてください。

以前、大手飲料メーカーの研究所にいてさまざまな海外企業と関係を築いてきました。58歳で役職定年を迎え、経験とノウハウ、人脈を社会の発展に役立てたいと思いました。国連では世界的な人口増で、大規模な食糧不足が起こるのではないかと予測しています。日本の優れた技術で食品・飼料・肥料への循環を作り、世界的に広めたいと思っています。

どのような計画から始まりましたか?

退職金を自己資金として自宅の一室を本社に起業し、地方公共団体が運営する研究機関から、研究室を借りて設備を揃えました。実験装置は高価なので、起業直後から設備資金の借入れは想定していました。第一勧業信用組合さんに相談したところ、「女性・若者・シニア創業サポート事業」を教えてくれました。

創業後どのような課題や悩みを持ちましたか?

初年度、赤字だった時期は悩みました。その後、融資を活用した設備投資の効果が出て、企業へのコンサルティング事業と技術ライセンス事業が安定し、2年目から増収増益が続いています。今後は、第3の収益の柱として、食品原料の販売代理業を軌道に乗せることが課題です。

本事業の融資をどのように活用しましたか?

3分の1はラボへの設備資金に使っています。遺伝子解析装置は1台300万円以上するもので躊躇していましたが、優秀な人材を採用できたことで思い切って購入しました。他には機器・装置を管理するスタッフの人件費に活用しています。

本事業からどのような支援を受けましたか?

第一勧業信用組合さんは、当社の決算のたびに面談の場を設けてくださり、顧客開拓のアイディアなど、いろいろな意見を出してくれます。またアドバイザーとの連携も有効に機能しています。アドバイザーは理系出身で、当社の事業の専門性を理解しており、分かりやすく信用組合等に解説してくれるので心強いです。

本事業を利用して良かった点はどこですか?

東京都の制度に参加している第一勧業信用組合さんから融資を受けたことが取引先や出資者からの信用になり、当社のブランド価値向上に良い影響が出ています。また、私の周りの55歳以上の人には、経験と人脈を活かして独立したい人が多くいますが、金融機関の融資は受けにくいのではと思っています。その点、このシニア向けの融資制度は、大きな期待を持たせてくれます。

創業をしようとしている方へメッセージをお願いします。

必ず成功するプランを描くこと。ギャンブルのように独立・創業を考えないことです。そのためには、新規ビジネスの追求とは別に、収益をしっかり上げられる事業も確保し、経営を安定させることが重要です。資金の借入れは一時的なものと考え、継続して売上や収入を得られる仕組みを作ることが大切だと思います。

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