事例紹介Case study

一般社団法人 真陽
代表理事森本 洋子さん

森本 洋子さん

「真陽」の事業を教えてください。

東京都大田区で障害者グループホーム(共同生活援助)を運営し、ここに入居する知的障害者の皆さんの生活を従業員がサポートしています。障害は軽度の方たちで、平日は働きに出ているので、朝晩の食事の用意のほか、掃除や洗濯の仕方を教えます。また、日常の生活費や給与などの金銭管理の補助を行っています。

創業のいきさつを教えてください。

老人ホームでの仕事の経験を活かして障害者の支援をしようと思い、知識・経験をつけるために障害者支援施設に転職しました。そこへ現在の賃貸物件のオーナーが見学にいらしたことがきっかけです。計画よりも早いけれども、いい出会いの機会ですし、思い切って創業しました。

どのような計画から始まりましたか?

障害者グループホームの開業には、条件に合った物件探しと入居者(障害者)、スタッフの確保がひとつの壁になりますが、私の場合はオーナーとの出会いや経験からスムーズでした。一方で自己資金はなかったので、さわやか信用金庫さんに相談したところ「女性・若者・シニア創業サポート事業」をご紹介いただきました。

創業後どのような課題や悩みを持ちましたか?

施設の近隣にお住いの皆さんに、ご理解を頂くことが課題でした。創業当初から、近隣の皆さんとコミュニケーションを重ねることで理解を得ていきました。現在2軒目の開設準備を進めていますが、物件オーナーや周辺の皆さんにご理解を頂けそうな物件が、見つかっていません。物件の探索や交渉が最大のハードルです。

本事業の融資をどのように活用しましたか?

家賃や従業員への給料の支払いを行う際の、つなぎ資金として活用しました。報酬の入金は2か月遅れなので、その間は資金不足になります。障害者の生活支援をする従業員は、日常生活や自立支援を行うための欠かせない存在です。経験者・有資格者のスタッフを確保し、共に働けるいい環境を作る必要があります。

本事業からどのような支援を受けましたか?

さわやか信用金庫の担当者の方に親身にご相談にのっていただき、「追加融資を検討しますよ」と言って頂けたので、迷っていた2軒目の開設について決心がつきました。アドバイザーからは、税理士との関係で悩んでいたときに、専門家との付き合い方について助言をいただきました。助言が役立ち、税理士との関係も改善し、今は、経理をスムーズに行えています。

本事業を利用して良かった点はどこですか?

低金利融資に加えて経営サポートも受けられますので、とてもいい制度です。ただし、借入れを行う前に、まずは実現可能性の高い事業計画をきちんと作成することが大事です。きちんと事業計画を立てて利用すれば、借入返済に不安はありません。この制度を上手く活用して、創業するきっかけにして頂きたいと思います。

創業をしようとしている方へメッセージをお願いします。

現在、障害者や高齢者向けのグループホームといった施設サービスの充実が求められていますので、創業しやすい環境にあると思います。こういった施設サービスを経営したいと思ったならば、拠点となる地域の状況をよく調べることが大事です。施設経営者は、入居者と地域住民の間に入り、つながりを強くする役割を担っています。諦めずに実現してください。

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